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「七燈の理念」で人権擁護と社会正義の実現へ(3)~七燈法律事務所
2011年5月 6日

 福岡都心部に事務所を構え、数々の社会活動にも携わりながら弁護士としての仕事をまっとうしている知名健太郎定信氏、尾﨑大氏、冨晃之介氏の3人に、弁護活動における心構えなどについて話を聞いた。

(聞き手:田口 芳州)

七燈法律事務所

<事前の対策・相談が必須>

 ―弁護士が増え、差別化が難しくなっているなか、どのようにして付加価値をつけていこうとお考えですか。

 尾崎 適正なサービスを適正な価格で提供することが求められていると思います。法律を駆使してより良い解決方法を図るにしても、依頼者それぞれの考え方があるでしょうから、1人ひとりが納得できる解決方法を考える必要があります。そのためには適切な情報開示や情報提供をさせていただく、あとはスピードですね。これらがサービスの付加価値化だと思います。
 何より、弁護士業がサービス業であることを絶対に忘れてはいけません。「先生」と呼ばれるような業種の人たちは、その点を忘れがちです。

 知名 弁護士は過去に起きた事件に関する訴訟などが業務の中心となることは否定できませんが、七燈法律事務所 地名 健太郎定信 氏そこで得られた教訓を紛争が決定的になる前に、依頼者に提供できればと常に思っています。
 何か新しいものを構築するときに接点を持てれば良いのでしょうが、そこで「弁護士に相談する」という選択肢がなかなか出てこないようです。また、何か問題が起こっても「法律相談するほどではない」と思われる方も多いのですが、それは「病気ではないだろうから病院には行かない」というのと同じくらい怖いことです。弁護士としても、相談しやすい関係を依頼者との間で築く努力をしなければならないと感じますね。

 尾崎 その意味で、我々は治療的ではなく予防的なサービスを提供していきたいと考えています。弁護士はどうしても"引き継ぎ"の業務になってしまいがちです。つまり、最後の最後になって弁護士のところに相談を持ちかけてくるケースが多いのです。事前にご相談いただければ、お客さまにとってもより早く解決につながるようなケースもありますので、この点は意識していただきたいですね。

 知名 企業のトラブルについても、目先の利益を追う企業は目先の処理をしようとするし、そうした組織上の問題点を抱えている企業は長続きしません。この手のアドバイスに関しては、皆さんのお力になれると思います。

七燈法律事務所 尾崎 大 氏 尾﨑 福岡県弁護士会が2010年度から中小企業の経営支援を前面に押し出しています。これまで税理士や会計士が中心の分野でしたが、そこに法律の観点を入れて根本からトラブルを回避するのが目的です。
 経営はプロフェッショナルの世界ですから、弁護士がやすやすと口を出せる世界ではないと思います。ただ、企業が永続するためにはキャッシュがきちんと動かなければならないわけで、それが滞って初めて弁護士に相談という段階では遅いのです。その点に関しては、早め早めにご相談いただきたいと思います。

(了)

【文・構成:大根田 康介】

※尾崎弁護士の「崎」は(山へんに立・可)

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