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事業承継・企業再編の参謀として(前)~高島司法書士事務所
2011年6月24日
高島司法書士事務所 司法書士 高島 謙太郎 氏

 かつては銀行や不動産業者の側で登記業務に取り組んでいたイメージがある司法書士。報酬制度の撤廃などの影響から、新たな方向性を打ち出す必要に迫られている。高島司法書士事務所の高島謙太郎氏は、この厳しい業界にあって新たなチャレンジを続けている気鋭の司法書士の1人だ。シンカ(進化・深化・親化)を掲げる高島氏に、ニーズにマッチした司法書士の姿を聞いた。

(聞き手:I・B事業部リーダー 緒方 克美)

<若手の優位性を生かすこと>

 ―司法書士さんの数も他士業と同様に年々増加しています。

 高島 弁護士さんのように、構造的に増やそうということではなく、廃業する人が少ないため自然に増加しているという傾向はありますね。

 ―仕事の量も同じように増えているのでしょうか。

髙島司法書士事務所 司法書士 髙島 謙太郎 氏 高島 従来型の司法書士業務、いわゆる登記を中心とした業務は先細ってきています。これは、1つは自由に価格競争できるようになったことが原因です。かつての報酬制度は独禁法違反に当たるということで、撤廃されました。これによって価格競争が起こり、安値に走る司法書士が出てくる結果となりました。
 もう1つは構造的な問題です。不動産業者さんなどと一緒に行なう登記などは、いわゆるベテランの先生方がすでにやっていらっしゃって、信頼関係を築いています。そこに新たな競争者が加わっても、なかなか太刀打ちができるものではありません。

 ―新たな付加価値が必要ということでしょうか。

 高島 私はそう思います。若手の司法書士だからこそできることを、率先してやっていくことこそに活路が見出せると思いますよ。

 ―具体的におうかがいします。若手という強みが生きるのは、どの部分になるのでしょうか。

 高島 商法の改正や会社法の施行により、特殊な機能を持った株式の発行や、持ち株会社など新たな制度が導入されました。この分野に関しては、この法律をベースで学んできた若手の方に優位性があるように思います。

(つづく)

【文・構成:柳 茂嘉】

高島 謙太郎高島 謙太郎(たかしま けんたろう)  1981年、福岡市生まれ。上智大学文学部でジャーナリズムを学ぶ。大手製薬会社勤務を経て2009年に司法書士試験合格。翌10年、高島司法書士事務所を開設。趣味は釣り、読書、ラーメン店めぐり。

高島司法書士事務所
福岡市中央区長浜2-5
TEL 092-713-4900

※高島の高は(はしごだか)

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