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減少続く登記件数~司法書士業界
2011年8月31日

 債務整理や過払い請求などの案件が増え、職務領域が拡がったといえども、司法書士の業務の中心は、不動産登記や商業登記といった登記類の代理手続きであることに変わりはない。紛争処理や法律事務は登記業務の安定ありきで成立しているともいえる。

 2010年の不動産登記件数は1,218万7,620件。登記の総数は1,383万4,560件であり、不動産が9割弱を占めることが分かる。しかし、ここ5年間、減少傾向が続いており、数にして500万件以上減少(グラフ参考)。商業登記も同様の傾向にあり、厳しい経済情勢を反映した状況となっている。

 不動産登記の代理手続きが売上の7割、8割を占めるといった事務所も多い。司法書士によっては「登記件数が減少しているという実感はあまりない」との声も聞かれるが、今後も減少傾向が続けば、死活問題にもなりかねない。偏った業務を分散化していくことも必要になりつつある。

登記件数の推移

【楢崎 賢治】

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