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顧客のニーズを汲み取る行政書士に~田村行政書士事務所
2011年10月 3日

 かつて行政書士は、各省庁や都道府県庁、市や区などの官公庁に提出する書類の作成、提出の代理を行なう、いわゆる代書屋としてのイメージが強かった。しかし、法的手続がより身近に、より一般化するなかで、行政書士に求められるものも変化しつつあり、書類作成業務に付随した形で申請書類の内容や権利義務書類の作成について相談に応じるなど、街の法律家としての役割も担い始めている。 

田村行政書士 行政書士が作成できる書類の種類は正確に数えきれないほど数多く、そのフィールドは幅広い。開業して9年目と後発ながら、5人の行政書士を抱える田村行政書士事務所の田村公隆氏は、多種多様な顧客のニーズに応えることができるデパートのような事務所を目指している。同氏は「行政書士の業務の範囲は、弁護士さんと同様に広いのですが、専門的にひとつの業務に特化する方々が多いですね。ですが、私どもの事務所では、ひとつの業務に特化することなく、どのような依頼を受けた際にも対応できる人材が揃っていることが強みと言えます。私を含めて5名の行政書士が、各自の得意分野を生かし、役割分担のなかで動いています」と、語っており、業務の範囲を絞らないことが他の事務所との大きな差異であるとしている。

 そのほか、田村行政書士事務所の特徴として、顧客のニーズを汲み取るためにヒアリングに多くの時間を割き、顧客が十分に納得した後に手続を開始することが挙げられる。同氏は「お客様が問い合わせてくる手続と、実際に必要な手続はかけ離れていることがありますので、私どもの事務所としては、お客様のニーズにあわせた手続を行なうために、ヒアリングをしっかりと実施するということを一番に考えています。たとえば『この許認可を取得したい』というお話を頂き、ご相談を受けた際に、お客様が取得されようとしている許認可が間違っていたり、必要なかったりする場合があります。ですから、お客様のニーズがどこにあるのかというのを探るためにも、ヒアリングすることは大切だと言えますね」と、顧客に正面から向きあうことの重要性を説いている。

 同事務所の方針として、顧客に対して『手続としては何が必要なのか』『本当にその手続が必要なのか』『取得した後に、実際にかかる経費、事務費用』について十分に説明を行なったうえで最終的に手続きに入るため、事務所としては、最初のヒアリングの段階で多くの時間を費やすことになる。しかし、裏をかえせば、その時間は顧客にとっての大きなメリットであるといえるだろう。

 業務範囲の幅広さは、顧客のニーズも千差万別ということを意味する。多様なニーズに対応しながらも、顧客にとっての最善を提供する田村行政書士事務所は、経営者にとっても頼れる存在になるはずだ。


【中山 俊輔】

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