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独自の専門的な知識と経験、チームの指揮者としての司法書士に(後)~ 高島司法書士事務所
2012年3月19日

<仕組みを深く理解すれば高い効果が見込める>
 ――少し話を戻しますが、ホールディングスを組むことで節税メリットがあるとおっしゃいました。その仕組みについておうかがいいたします。

0319_takasima_2.jpg 高島 たとえば、2社の関連会社を持つ社長がいらっしゃったとします。それぞれ社長は同じでも別の会社です。その片方が黒字を出していて、もう片方が赤字を出していると、赤字の方は納税を免れますが、黒字の方は利益を出しているので、当然納税が必要になります。それが、持株会社を設立すれば、赤字企業の損失分を黒字企業が補てんすることが可能になります。持株会社が子会社の決算すべてを合算した上で申告することになりますから。真の姿での申告になりますので、納得のいく納税が可能になるのです。

 ―――税金を適正に納めることが可能になるのですね。

 高島 はい。加えて、グループ全体に統一された意識が生まれる利点もあります。横のつながりができあがるのです。これによって、新たな事業が生まれたり、これまでの仕事をよりスムーズにできたりと、新しい視点での経営が可能になります。他にも、散らばった株式を整理することで、事業承継などの際のリスクを軽減することができます。近年、その価値が浸透してきて、多くの企業グループがホールディングスを設立していますが、福岡での普及は、まだまだこれからだと思いますね。

 ―――仕組みを理解して、うまく使うことで、精度の高い経営ができるのですね。

 高島 そうです。うまく活用すれば、登記も武器になりますから。ただ、必要に迫られて登記をするのではなくて、より強い経営を実現するためにも活用してほしいと思います。

 ―――最後に、高島先生の目指していらっしゃる司法書士像をお聞きします。

 高島 頼りになる司法書士になりたいと思っています。連絡を受けたらできるだけ早くお客さまのもとへ訪問し、相談を承る。私の事務所までご足労いただいたら、緊張して相談も十分にできないかもしれないですし、何よりお客さまに申し訳ないですから。そして実績を重ねていけば、信頼関係が築けると思っています。心をこめた仕事を見ていただくのが一番ですからね。

 ―――価値を生む登記や法律相談は、司法書士にしてみるのもいいですね。顧問契約を結ぶことも可能だとうかがっています。今後、登記と法律の専門家としてのご活躍をお祈りさせていただきます。本日はご多忙のなか、ありがとうございました。

(了)
【柳 茂嘉】

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<プロフィール>
高島 謙太郎(たかしま・けんたろう)
1981年福岡県生まれ。上智大学文学部でジャーナリズムを学び大手製薬会社に就職。同社退職後、一念発起して09年に司法書士試験に合格。10年、高島司法書士事務所を開業。趣味は現代美術鑑賞、ラーメン店巡り。

<OFFICE INFORMATION>
高島司法書士事務所
所在地:福岡市中央区長浜25 港ビル203号
TEL:092-713-4900

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