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テレ東巻込む契約書の怪しい噂(1)
2014年4月18日

高光産業、契約書の偽造問題が発覚(1)

 弊誌IB4月17日発刊号で報じたとおり、博多の歴史ある物流・倉庫業者である高光産業(株)に関して、怪しいうわさが流れている。ある契約書一式に関するものだ。世の中はウソ、偽造に本当に神経質になっているが、この話もそれに近いものがある。

高光産業 本社 高光産業は博多区東光に本社を構える会社だ。創業は1935(昭和10)年。物流・倉庫業を中心として業歴を重ねてきた。現在も物流・倉庫業においては立派な妹尾八郎氏が社長に就任して、新たな一手として参入したのがIT事業だ。まだインターネットが今ほどの発達を見せていない頃、消費者と企業をつなぐサービスを考えだした。一般消費者会員を募り、プロフィールを入れてもらう。会員にはフリーメールアドレスを付与して会員情報を獲得し細かな顧客層に区分けする。それぞれの層に最適な企業が、最適なアプローチをできるように手立てを施す。また、顧客の興味を維持・拡大するためにキラーコンテンツ(注目度の高い情報を集めた魅力的なコンテンツ)という考え方を用いて、飽きさせず拡大させていくという仕組みも考えたのである。
 魅力的なコンテンツを集めて、ビューアーを募る。ただし、そのコンテンツを見るためには会員企業のサイトを入口にしなくてはならない。これら一連のサービスについて、ビジネスモデル特許も取得した。これは同社が事業化したインターネットサービス「NCにっぽんドットコム」という形で結実した。

 魅力的なサイトづくりに悩む企業にはうってつけのサービスかも知れない。高光産業はグループ会社・(株)インターナショナルビジネスリンク(代表者は高光産業と同じく妹尾八郎氏)でビジネスモデル特許の管理とさらなるIT事業の拡大に向けて活動を深めていった。その結果、テレビ業界のキー局のひとつであるテレビ東京との共同事業を開始するまでに至ったのだ。
 2009(平成21)年、インターナショナルビジネスリンクとテレビ東京が出資して(株)チェンジフィールド(本社:東京都港区虎ノ門)を設立した。出資割合はインターナショナルビジネスリンクが6割、テレビ東京が4割。代表には高光産業と同じく妹尾八郎氏が就任した。
 大手マスメディアを相手に、主導権をとるかたちで共同プロジェクトをスタートさせたのだ。このことは地場企業の躍進として妹尾八郎氏は講演会などにも講師として呼ばれるなどし、その活躍ぶりは華々しいものであった。

(つづく)
【特別取材班】

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