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テレ東巻込む契約書の怪しい噂(2)
2014年4月21日

高光産業、契約書の偽造問題が発覚(2)

 大手マスメディアと協力関係を築いた。これは、紛れもない事実である。4月21日現在も、テレビ東京では(株)チェンジフィールドとともに高光産業(株)のビジネスモデル特許を使ったテレビ東京ウェブページコンテンツ「もばたま~もばいるたまてばこ」を運営している。同ウェブページは、携帯電話の画面からアクセスし懸賞の応募ができるサービスである。

高光産業(株) この協力関係構築、それ自体はすばらしいことだ。妹尾社長が中心となって実現させたのならば、その努力たるや、一通りのものではなかったのではなかろうか。とにもかくにも、こうして高光産業、そのグループ会社の(株)インターナショナルビジネスリンク、そしてテレビ東京の信頼関係は生まれ、チェンジフィールド社設立というかたちで船出するまでにはこぎつけたのである。
 高光産業側から見れば、まさに順風満帆と言えただろう。大手との協力関係構築は、それ自体が信頼性向上に役立つだろう。事業スケールも拡大を期待したことだろう。高光産業の新事業の柱が安定するかと思われていたのだが、雲行きの怪しい情報が舞い込んだ。

 昨年12月のことである。弊社に一通の契約書のコピーが持ち込まれた。「OEM貸与契約書」と銘打たれた書類一式だ。表紙に表題とともに書かれているのが、株式会社テレビ東京と高光産業株式会社の文字。
 内容は、テレビ東京が高光産業の保有するビジネスモデル特許と特許を活用したシステム資産一式(以下システム)を借りる、それに関する取り決めである。主にはシステムを借りるにあたって、テレビ東京が高光産業に月々200万円を支払う、期間は平年24年12月から29年11月30日まで、というもの。契約がなされた日付は24年10月1日である。

 なぜ、これが弊社に持ち込まれたのか。当然疑問に思うだろう。持ち込んだ人物は次のように語っていたのである。
 「高光産業の妹尾社長にだまされた。一言だけでも、頭を下げてくれたらよかったのだが、連絡がとれない。私の社会的な信用が失われてしまう可能性がある。どうにかならないものか」。

 隆盛を極めているはずの妹尾社長が人をだましている――。少なくとも、この契約書を持ち込んだ人物はそう語っているのである。いったい、何が起こったのか。そして、この契約書は何なのか。取材を開始することにした。

(つづく)
【特別取材班】

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