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工藤会・野村被告を追起訴、脱税総額3億2,000万円に
2015年7月29日

 特定危険指定暴力団・工藤会(北九州市)の上納金をめぐる脱税事件で、福岡地検は7月29日、工藤会総裁の野村悟被告人(68)=殺人罪などで起訴=ら2人を、2014年分の所得税法違反(過少申告)の罪で追起訴した。
 起訴状によると、野村被告人は、14年に工藤会への上納金から得ていた個人所得約1億8,000万円を隠し、所得税約7,100万円を脱税した。2人は6日には、2010年から13年の4年間分の所得約6億2,900万円を隠し、所得税約2億4,800万円を脱税したとして起訴されていた。2010年から14年の5年間で、隠した所得は約8億円、脱税総額は約3億2,000万円の巨額にのぼる。
 起訴されたのは、他に工藤会幹部で、野村被告人の現預金を管理していた山中政吉被告人(64)。福岡地検は、2人の認否を明らかにしていない。

 福岡地検は、福岡県警、福岡国税局との3庁合同捜査によって、脱税総額約3億2,000万円の規模の起訴に至ったのは意義深いとしている。
 野村被告人が所得を得ていた工藤会の上納金には、傘下の組員から集めた「運営費」名目の上納金や飲食店からの「みかじめ料」のほかに、公共事業受注企業を含む建設業者から吸い上げた「みかじめ料」が含まれるとみられるが、その内訳、金額について、地検は公表していない。

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