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公認会計士ニュース
誰よりも顧客に会う公認会計士!だからこそできる企業間の縁結び
2015年10月28日

 ――はじめに、なぜ、公認会計士になろうと思われたのでしょうか。

fujimoto2.jpg 藤本 もともとサラリーマンだったんです。給料は、手取りで20万円ぐらいだったと思います。ただし、当時はバブル経済の真っ只中。そうした状況を決して良しとはしていませんでした。より良い環境を求めて、資格を取ろうと一念発起したんです。そんな時に手にした資格案内の本に書かれていたのが、公認会計士業界が人手不足であるということ。そして、資格を取得するのは難しいけれど、取得してしまえば監査法人に席を置けて一生安泰だということ。それで、これは凄いぞ!と思い、公認会計士を目指すことになったんです。今考えれば世間知らずで甘かったと思います。

 ――実際に公認会計士として活動を始められたのはいつですか。

 藤本 資格試験に合格したのが33歳の頃。ところが、その頃というのがバブルが弾けて監査法人も人を雇えるだけの体力がなかった時期で、資格は取ったものの、公認会計士としての就職先がない状況だったんです。本で読んだ内容とは、真逆の状況でした。それでも中央監査法人、後の中央青山監査法人とご縁があり、何とか就職することができました。現在福岡では、監査法人トーマツと合体していますね。実は、一度就職を断られていた監査法人だったんですよ。

 ――まさに合縁奇縁ですね。

 藤本 縁ということでいうと、わたしはここで師匠と呼べる先生にもお会いしているんです。当時70歳の、まさに大先生です。定年が75歳と定められていましたので、わたしは先生が引退されるまでの5年間、1,000日以上、付きっきりでさまざまなことを学ばせてもらいました。仕事の上でも、人生の上でも、最も勉強していた時間だったと思います。

 ――そうした出会いに恵まれるなかで、独立を決意されたきっかけとは何だったんでしょうか。

 藤本 一番は先生の背中を追う形で、自分でもやってみたということです。その次に、環境の変化があったと思います。社内ではチーム制が敷かれており、私は入ってすぐに第2チームのNo.2になったんです。これは先生の指導が厳しいこともあったのですが、独立志向の強い方が多いこともあり、人の出入りが激しかったことも要因だったと思います。目まぐるしく変化していく環境のなかで、多くの経験を積み、その後主査にも昇格しました。ただ、環境の影響もあったとはいえ、これだけのスピードで、しかも先輩方より先に重要な仕事を任されるようになると、当然歪な状況も生まれてきます。そうしたなかで、ここが潮時なのかもしれないと思い、独立を決意したんです。

 ――独立後の仕事はどうでしたか。

 藤本 正直苦しいものでした。自宅を拠点に、30代で起業したのが当時の12月。それからの1、2、3月の4カ月間は売上ゼロでした。ところが、これも縁で、監査法人時代のお客様から、5社ご紹介をいただいたんです。そこで、思い切ってマンションの一室に拠点を移しました。拠点ができると、ポツポツと仕事が入るようになってきました。それから人手も足りなくなってきたので人員も増強し、手狭になってきたので拠点も移し、現在のアクロス福岡が事務所としては5カ所目になります。

 ――そうしたご苦労もあったからこそ、今があるのですね。

 藤本 お客様はもちろん、熱心な社員たちに支えられて、ここまで来たという感じです。公認会計士というと営業のイメージはあまり受けないかもしれませんが、実はかなり営業力が問われる仕事です。それでもわたしは営業活動と呼べるようなことはできていません。ただし、延べ50社以上のお客様のもとへ毎月足を運んでいます。

 ――そうした活動を通して、お客様と親密な関係を築いたからこそ、九州M&Aサポート(株)ができたともいえます。

 藤本 お客様とお話をさせてもらうなかで、やはり事業継承のご相談や、規模拡大・新規事業への取り組みとしてのM&A関連のご相談をよくお受けします。地元福岡を始め、九州で活動するそうした問題を抱える企業に最適なソリューションを提案し、発展をサポートしたいと考え、今年の3月に志を同じくする士業のメンバーで九州M&Aサポートを起ち上げました。メンバーには、弁護士や司法書士、不動産鑑定士の方もおられます。それぞれが福岡を代表する事務所の代表です。地域貢献として何か役立てることはないかという想いからスタートしたM&Aサポートですので、是非活用していただきたいと考えております。

 ――東京への進出を検討されている地元企業のサポートもなされているんですよね。

 藤本 東京とのネットワークもございますので、福岡や九州外での活動を視野に入れている企業のみなさんにも、ご提案できることはございます。ただ、九州に比べるとまだまだ情報が足りていない部分がございますので、地元企業の発展を過不足なくサポートしていくためにも、さらなるネットワーク構築に努めてまいります。

 ――事業のことで課題を持つ地元企業には、ぜひ御社を活用していただきたいです。本日は貴重なお話ありがとうございました。

 士業に求められる役割が多様化していくなか、公認会計士としての役割以外にも道を作りだした藤本氏。専門知識を有する良き縁結び役としてのポジションは、他にはなかなか見受けられない。公認会計士、弁護士、司法書士、鑑定士と、各分野のスペシャリストが集まった九州M&Aサポート(株)。地元九州・福岡の企業がこれを活用しない手はないだろう。

<COMPANY INFORMATION>
■エスペランサ税理士法人 藤本公認会計士事務所
所在地:福岡市中央区天神1丁目1番1号 アクロス福岡5階
TEL:092-741-6316
URL:http://www.esp.or.jp

■九州M&Aサポート(株)
所在地:同上
TEL:092-737-4641
URL:http://q-ma.com/index.html

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